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少し前までは新型コロナウィルスにより飲み会の自粛ムードもありましたが、今やそのムードも殆ど解除されています。飲み会を待ちわびていた人、ずっとこの自粛ムードが続いて欲しいと思っていた人、さまざまだと思います。飲み会が苦手な若手社員にとって、上司からの飲み会の誘いをどう断るかは非常に悩ましい問題です。今回の記事では、私の体験談に基づき上司からの飲み会の誘いをスマートに断る方法について紹介します。
職場の飲み会へ参加は必須なのか?
飲み会は行かないでも良い
結論から言えば、飲み会の参加は必須ではありません。職場の飲み会はあくまで社交の一環であり、仕事の一部ではありません。
しかしながら、飲み会を通じて同僚や上司との距離を縮める機会でもあるため、完全に無視するのも難しいかもしれません。
とはいえ、自分の時間を大切にしたい、アルコールが苦手、家族との時間を優先したいなど、参加を躊躇してしまう理由も多々あります。では、どうやって角が立たないよう上司に失礼なく断ることができるのでしょうか?
飲み会のお誘いを断る前に
誘ってもらったことに感謝する
まず最初に、誘ってくれたことへの感謝の気持ちを忘れずに伝えましょう。最近は上司も飲み会を誘うのに結構気を使うような時代です。そんな中でもあなたに飲み会へ参加して欲しいと声を掛けて来てくれたことに対しては「お誘いいただきありがとうございます」と素直に御礼するのが良いでしょう。感謝の気持ちを示すことで、断る際の印象を和らげることができます。
社会人が飲み会を断るオススメの理由5選
体調不良
ベタではありますが、体調不良は誰にでもあることです。体調不良を理由に断ることで上司も無理に飲み会に誘ってくることはしないでしょう。多様は厳禁ですが、断り文句としてはいろんなシーンで使えて無難な選択肢です。
すみません、最近体調が優れなくて、今日は早めに休ませていただきます。
既に別の予定がある
当日急遽誘われた場合には「既に予定がある」という理由で断るのがオススメです。いきなり誘われた場面で予定が入っていても不自然ではありませんし、断られたほうも「だったら仕方ないか・・・」と諦めがつきます。
折角のお誘いですが、本日は既に他の予定が入ってしまっていて…また次回ぜひお願いします。
アルコール自体が苦手
「体調不良」、「既に別の予定がある」もその場の飲み会は断れるかもしれません。しかし、また誘われるとうリスクは残っています。今後のお誘いも全て断りたいという強い意思があるのであれば、アルコールが苦手なため基本的に飲み会は遠慮するというスタンスを表明しても良いかもしれません。
アルコールがあまり得意ではなくて…申し訳ありません。
この記事を読んでいる人は「夜の飲み会は断りたい。でも、できるだけ円満な関係は維持したい。」という人が多いと思います。お昼のランチであれば参加に抵抗が無い場合は、「夜の飲み会は参加できないのですが、お昼のランチでしたら是非お願いします。」とこちらから提案すると好印象です。お酒を交わさなくてもランチでコミュニケーションを取ることは可能ですよね。
家族とのプライベートの時間を大切にしたい
一人暮らしだと使えない理由なのですが、最近私が一番使っているのは「すみません。子供がまだ小さいので・・・」という理由です。子供が生まれたばかりで家事や育児に奔走しているパパママでしたら、この理由で2−3年位は飲み会とは無縁の生活を送れると思います。
すみません。子供がまだ小さく、私が寝かしつけを担当しているので折角のお誘いですが遠慮させてもらいます。
社会人が飲み会を断る場合のNG行動
- 返事を保留する
プライベートなお誘いの場合、飲み会に参加するか迷って返事を保留することがあります。しかし職場において返事の保留はあまり好ましくなく、返事を引き伸ばすことなくその場で即答することを心がけましょう。他の参加メンバーが気になる部分もあるかもしれませんが、そこら辺の詮索もあまり好ましくないでしょう。 - 適当な言い訳やネガティブな態度
見え透いた嘘や誘いをあしらうかのような適当な言い訳は逆効果です。いくら気乗りしない飲み会でも誠実な受け答えをしましょう。断る際には、ネガティブな態度を取らず誘ってもらったことに感謝の気持ちを持ちながら、丁寧に断ることが重要です。 - 周囲に断ったことを吹聴する
飲み会の誘いを断った後、周囲に上司の悪口や断ったことを言うことは厳禁です。職場の人間関係に悪影響を与える可能性があります。断った飲み会に関しては「我関せず」のマインドでいましょう。
社会人の飲み会に限らない話ですが、当日のドタキャンはできるだけやめましょう。体調不良である場合を除き、参加を表明した限りは腹を括って飲み会に参加するのが無難です。
最近の上司は部下を飲み会に誘うのが凄く勇気が要るらしいね。
参加した方が良い職場の飲み会はある?
飲み会の参加は個人の自由ですので、参加したくない飲み会は無理に参加する必要はないというのがベースにある私の考え方です。ただ、そんな私でも以下の飲み会については参加するメリットもあると思い、参加の検討をオススメしています。
- 送別会:
退職する人がいる際、その人との距離感にもよりますが、仕事上でお世話になったのであれば感謝の気持として送別会に参加してあげるのが良いでしょう。二次会まで参加する必要はありませんが、少し顔を出すだけでも印象が良くなります。 - 歓迎会:
部署異動などで自分が異動することになった際、周りのメンバーが歓迎会を企画してくれることがあるでしょう。そういった場合は、是非前向きに参加を検討して欲しいと思います。飲み会でプライベートな話をするなどして、今後の仕事上でのコミュニケーションがより円滑になることも期待できます。 - 慰労会:
慰労会に参加してお互いの仕事上の苦労をねぎらうことは職場の人間関係や仕事のモチベーションを高く維持することに大きく役立ちます。仕事はチームプレーの連続ですので、こういった会を積極的に利用して周りのメンバーに感謝を伝えておくのが良いでしょう。
まとめ
職場での飲み会の誘いを断ることは難しいですが、上司への感謝の気持ちを忘れずに、誠実に対応することが重要です。今回の記事で紹介した理由も参考にしていただき皆さんがスマートに飲み会を断れることを祈っております。
嫌いな飲み会であれば無理に参加する必要はなく、自分の時間や健康を大切にすることの方がよっぽど重要です。断り方のポイントを押さえて、職場での人間関係を円滑に保ちつつ、自分のライフスタイルを充実させましょう。