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ライト
- 営業経験約10年(主に法人営業)
- これまで中小企業から大企業まで商談経験多数
- 休日はビジネス関連書籍を読み漁み自己研鑽に励む
- 人間関係や仕事の進め方、営業現場での失敗は数知れず
- 当ブログは自身の知識の整理とアウトプットが目的です
当ブログ記事があなたのお役に立ちましたら幸いです!
在宅勤務も当たり前になってきた昨今、「家だとつい怠けてしまう…」「集中できずに仕事が終わらない…」あなたも昔の私と同じ悩みを抱えているのではないでしょうか。今回は、在宅勤務でも効率よく働くための1日のスケジュールの組み方について、生理学的な観点を交えながら紹介します。怠け癖で自己嫌悪になってしまう前に、少し工夫して家でもバリバリ働けるようになりましょう。

記事後半では私の実際のスケジュールも公開していますので、ぜひ参考にしてみてください。私なりに色々と工夫して今の生活リズムが出来上がりました。
あなたが在宅勤務で集中できないのはなぜ?


在宅勤務で集中できないのはあなただけではありません。きっと多くの人が同じ悩みを抱えているはず。在宅勤務で集中しにくい理由は以下のようなものです。
- 生活と仕事の切り替えが難しい
- 周りの管理(人の目、環境)が少ない
- 時間管理が曖昧になりがち
- 適度な運動やリズムがない
満員電車での通勤から開放され、居心地の良い自宅で上司の視線や管理からも開放された状況。そんな状況では意識的に「集中力と生活リズムをコントロールする仕組み」を作らないと、ダラダラ過ごしてしまうのは自然なことです。また、そのコントロールの仕組みは当日から意識してできることではなく、前日の準備が大きな鍵を握っています。
前日の準備が翌日の仕事パフォーマンスを左右する


在宅勤務でも確かな集中力を保つためには、前日の夜に翌日のスケジュールを組むことがとても大切です。
具体的には、
- 明日の ToDoリスト を作成する
- ToDoリスト に 優先順位 をつけておく
- 優先順位を参考に翌日のスケジュールを組み立てる
これだけで、翌朝のスタートが格段にスムーズになります。
在宅勤務だとついついデスクやPCの整理整頓をおろそかにしてしまうことがあります。誰も見ていないからとデスク周りが乱れてくると仕事効率にも悪影響です。自宅であってもデスク周りは終業時きれいに整頓にすることを意識しましょう。
生理学に基づく「時間帯別タスク管理術」


あなたも聞いたことがあるかも知れませんが、人間の体は一日を通してホルモンや脳の状態が変化します。これに合わせて自分のタスクを組み入れていくことで、生産性は大きく向上します。生理学の観点からは以下のようにタスク管理することを推奨しています。
午前中(9:00〜12:00):脳がフレッシュなうちに「思考系タスク」を
- 企画・提案のアイデア出し
- プレゼン資料作成
- 戦略の立案
午前中は、セロトニンやコルチゾールの分泌が活発で集中力が高い時間帯。頭を使う仕事はこの時間に集約しましょう。
昼食後〜15:00:軽作業や人とのコミュニケーションに最適
- テレアポや営業フォロー
- メール処理やタスク整理
- 社内報告や打ち合わせ
昼食後はどうしても眠くなりがちですが、「アポイントは食後に取りやすい」という話もあります。軽めの作業や社内外の人とのやり取りに時間を使うのがベストです。


15:00〜18:00:再び集中力が戻る時間帯でプロジェクトの推進を
- プロジェクトの進捗確認
- チームでのミーティングやタスク調整
- 自身に割り当てられた業務の進行
終業時間も近づいてきてもう一踏ん張りと集中力も回復しやすい時間帯。チーム全体の動きや、他者との連携が必要な業務を配置するとスムーズです。



午前中に「思考」して、午後イチに「コミュニケーション」。そして夕方に「仕事を進める」そんなリズムで仕事進めることで効率良く、そして集中力高く仕事ができるのね。
付録:営業である私の「在宅勤務1日スケジュール」



私が実践している1日のスケジュール例です。参考にしながら、自分に合う生活リズムを見つけてみてください。
時間帯 | 内容 |
---|---|
7:00 | 起床、ランニング(1時間) |
8:00 | 朝食・準備(1時間) |
9:00〜12:00 | 営業リストや提案資料の作成 |
12:00〜13:00 | 昼食・休憩 |
13:00〜15:00 | テレアポ、メール処理 |
15:00〜18:00 | プロジェクト進捗管理、ミーティング |
18:00〜19:00 | 見積書・請求書などの事務処理 |
1日のスケジュールをかんたん解説
- 朝ランニングを行うことでセロトニンが活性化し、1日をポジティブに始められます。
在宅勤務では運動不足が大敵ですが、朝の運動で解消できます。 - 午前中は頭が冴えているので、提案資料作成などクリエイティブな仕事を集中しておこないます。
- 昼食後は眠気が来る時間帯なので、あえてテレアポやメール対応などの緊張感もあり眠くならないタスクを実施します。
- 夕方はプロジェクトの進捗チェックやチームとのコミュニケーションで情報整理とこれから必要なタスクの洗い出しなどをおこないます。
- 18時以降の連絡が少ない静かな時間は、淡々とこなせる見積書や請求書の作成など事務作業をおこないます。
余談:新卒がすぐに在宅勤務を選ぶのは危険?その理由とは


最近は新卒社員でも、入社から間もなく在宅勤務できるケースがあります。しかしこれは、新入社員の育成や働く環境を考えるとデメリットが大きいように感じます。
理由①:社内での人間関係が築きにくい
オフィスでのちょっとした雑談や相談がないため、信頼関係が築きづらく、孤立しやすくなります。
理由②:困ったときにすぐ質問や相談ができない
困っても、誰にどこまで聞いていいかが分からず、自己判断で進めてしまう危険があります。




理由③:仕事の進め方・評価基準がまだ理解できていない
新卒の場合、「仕事の進め方はこれで合っているのか?」「どこまでやればOKか?」が分かりづらく、仕事にまだ慣れていない状態で在宅勤務を始めると不安になりやすいです。
在宅勤務に対して不安が強い場合は、「出社希望」に変更してもらうことも視野に入れるのが賢明です。自分の能力やスキル、周りとの関係性を俯瞰して柔軟に働き方を選ぶことが、長期的な成長にもつながります。
まとめ|在宅勤務でも「仕組み化」と「時間の使い方」で生産性は上がる
在宅勤務において生活リズムを整え、集中力を高めて働くためには、以下の3点を意識して働き方を見直すことが大切です。
- 前日の準備(ToDo・整理)
- 時間帯に合ったタスク配置
- 自分のルーティンを確立すること
まずは「1日の流れを見直すこと」から始めてみましょう。今の働き方、タイムスケジュールで自分が気持ちよく働けているかという視点が大切です。無理なく実践できる工夫を重ねて、あなたの在宅勤務をより快適で実りあるものにしてくださいね!