冗長なビジネスメールをそのまま送るな!短く要点を伝える5つのコツ

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ブログ管理人 ライトの自己紹介

ライト

都内上場に勤務する30代社会人男性

  • 営業経験約10年(主に法人営業)
  • これまで中小企業から大企業まで商談経験多数
  • 休日はビジネス関連書籍を読み漁み自己研鑽に励む
  • 人間関係や仕事の進め方、営業現場での失敗は数知れず
  • 当ブログは自身の知識の整理とアウトプットが目的です

当ブログ記事があなたのお役に立ちましたら幸いです!

記事に入る前に一言

ビジネスメールを書く時、丁寧さを意識するあまり、ついつい長文メールを相手に送り付けてしまっていることってありますよね。実は読み手の視点で考えると、ビジネスメールは簡潔で分かりやすいメールの方がありがたかったりします。

ライト

本記事では、メールを書き始めるとついつい長文になってしまい要点をうまく伝えられないそんなあなたに今日から意識できる5つのコツをお伝えします。

目次

ビジネスメールは「簡潔で丁寧」鉄則

社内外問わず、ビジネスメールは相手の時間を奪わない配慮が大切です。忙しい相手に長文を送りつけると、丁寧で分かりやすく書いたつもりのメールが逆効果になります。短いビジネスメールに慣れていないうちは簡潔で短い文章に「冷たい」印象を受けるかもしれません。

しかし、以下の記事にもあるようにお問い合わせフォームにおいて平均文字数が少なくより簡潔に書かれている文章の方が反応率が高かったという結果があります。

無意識に使いがちな「冗長な表現」と「簡潔な言い換え」パターン

冗長な表現簡潔な言い換え
ご多用のところ大変恐れ入りますが恐れ入りますが
もしよろしければご確認いただけますと幸いですご確認いただけますと幸いです
何卒よろしくお願いいたしますよろしくお願いいたします
〜していただけませんでしょうか〜していただけますか
〜させていただきたく存じます〜いたします

ビジネスメールを簡潔に書くための5つのコツ

簡潔なメールを作成する5つのコツ
  1. ワンクッションは1つで十分:
    「恐れ入りますが」などのクッション言葉は1回でOK。重ねると読みづらくなります。
  2. 主語と動詞を近づける:
    文が冗長になる原因の一つは、主語と動詞が離れすぎていること。文の構造をシンプルに。
  3. 重ね言葉を避ける:
    「ご確認のほどよろしくお願いいたします」は、「ご確認お願いいたします」で十分。
  4. 一文一義を意識する:
    一文に複数の意味を込めず、要点ごとに文を分けると読みやすさが増します。
  5. 伝えるべき情報に優先順位をつける:
    全部盛り込もうとせず、何を伝えるべきか明確にする。

シーン別にメールを添削してみた

1. アポ依頼メール

Before:
ご多用のところ恐れ入りますが、来週以降でお時間をいただける日がございましたら、ご教示いただけますと幸いです。

After:
恐れ入りますが、来週以降でご都合の良い日をお知らせいただけますと幸いです。

2. お礼メール

Before:
昨日はお忙しい中、貴重なお時間を頂戴し、誠にありがとうございました。

After:
昨日はお時間をいただきありがとうございました。

3. お詫びメール

Before:
この度はご迷惑をおかけいたしましたこと、心より深くお詫び申し上げます。

After:
この度はご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。

4. 催促メール

Before:
お忙しいところ大変恐縮ですが、現在の進捗状況をご共有いただけますと幸いです。

After:
恐縮ですが、進捗状況をご共有いただけますと幸いです。

5. 確認依頼メール

Before:
お送りします資料にもし誤り等がもしございましたら、お手数ですがご指摘いただけますと幸いです。

After:
資料に誤りがあればご指摘ください。

相手に失礼の無いようにとクッション言葉を多様した文章や、誤解を招かないようにと長文で説明するような冗長な文章はかえって分かりづらさを生み出すことも少なくないです。短い文章表現を意識し、要点を適切に過不足なく伝えることが一流のビジネスマンへの第一歩です。

まとめ

簡潔なメールは「冷たい」のではなく、むしろ「配慮が行き届いている証拠」です。読み手にとって負担のない文章構成を意識することで、信頼感も高まります。メールの文面に少し工夫を加えるだけで、あなたの印象も変わっていくかもしれません。ぜひ、今回ご紹介した表現やコツを、今日からのメールに取り入れてみてください。

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