口下手営業マンの逆転劇?人見知りでもバンバン売れてる営業の共通点

口下手な営業マンの強み

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ブログ管理人 ライトの自己紹介

ライト

都内上場に勤務する30代社会人男性

  • 営業経験約10年(主に法人営業)
  • これまで中小企業から大企業まで商談経験多数
  • 休日はビジネス関連書籍を読み漁み自己研鑽に励む
  • 人間関係や仕事の進め方、営業現場での失敗は数知れず
  • 当ブログは自身の知識の整理とアウトプットが目的です

当ブログ記事があなたのお役に立ちましたら幸いです!

記事に入る前に一言

あなたは営業職と聞いて、どんな人物像を思い浮かべますか?多くの方が、「明るくて、ハキハキと話す体育会系タイプ」「初対面でもグイグイ距離を詰められるコミュ力モンスター」のような、話上手な営業マンをイメージすると思います。確かに、話術が巧みな営業パーソンがいるのは事実です。では、「話し下手」「人見知り」といったタイプの人間ははなから営業職に適していないのでしょうか。

ライト

私の周りには「話し下手」「人見知り」といったタイプでもしっかり結果を出している営業マンがたくさんいます。そのような人たちを観察していると口下手でも営業が得意な人には、共通している“ある共通した特徴”がありました。

目次

営業っぽい人は営業上手なのか

営業っぽい男性

「営業っぽい人だよね」そんな言葉を耳にしたことはありませんか?この「営業っぽい」という表現には、元気・明るい・初対面でもすぐに仲良くなれるといったイメージが含まれていることが多いものです。もちろん、こうした明るさや社交性は営業において役立つこともあります。ですが、営業が本当に必要とするのは「親しみやすさ」以上に、相手の課題を理解し、解決する提案力や、信頼関係を築く力です。「営業っぽさ」だけを武器に突き進むと、まるで“友達以上恋人未満”のような、微妙な距離感の関係になってしまうことも。ビジネスの世界でそれは、「知り合い止まり=商談には発展しない」ということを意味します。

口下手でも営業になっていい

「口下手=営業に向いていない」という方程式は間違いです。営業で大切なのは、いかに流暢に話せるかではなく、いかにお客様の課題に寄り添った提案ができるか。そして、この「相手に寄り添う力」は、意外と口下手な人のほうが優れていることが多いのです。

では、口下手な営業マンが売上を上げるために、彼らはどんな工夫をしているのでしょうか?「話し下手」「人見知り」でも成果を出3選をお伝えします。

話が下手でも売れてる営業マンの特徴3選

売れている営業マン
FEATURE

何より準備に命をかける

口下手な営業マンほど、準備に時間を惜しみません。話術で乗り切るタイプではないからこそ、「商談前の情報収集」「事前のシナリオづくり」「相手の業界・課題の理解」に心血を注ぎます。

例えば、以下のような準備です:

  • 相手企業の業界動向や課題を調べておく
  • 競合製品との違いや優位点を資料で整理しておく
  • よく聞かれる質問に対する答えを用意しておく

入念な事前準備があるからこそ、商談中に焦らず落ち着いて話せるのです。

FEATURE

聞き上手として信頼を勝ち取る

商品やサービスを一方的に押し売りするのではなく、相手のニーズや課題を丁寧に拾い上げることが営業力の本質です。実は口下手な人ほど、自分ばかり話そうとせず相手の話を真剣に聞く姿勢を取ることができます。これは、営業における最大の武器の一つで、

聞き上手な営業マンは:

  • うなずきや相づちで相手に安心感を与える
  • 相手の言葉を繰り返すことで共感を示す
  • 核心に迫る質問で相手の課題を深掘りする

ということができています。

「自分の話をちゃんと聞いてくれる」と感じてもらえれば、お客様との信頼関係は自然と構築されていきます

FEATURE

会話だけに頼らない丁寧なフォロー

人見知りで口下手な営業マンは、対面や電話でうまく伝えられなかったことを、メールや資料などの文章でカバーするのが上手です。

  • 話した内容を丁寧に要約して送る
  • 不足していた資料をすぐにフォローで送る
  • 話し忘れた内容を補足して伝える

こうした文章での丁寧なフォローは、「言った言わない」などのトラブル防止にもつながります。また、口頭よりも文章の方が落ち着いて伝えられるという強みを活かすことで、安心感のある営業マンとして評価されるケースもあります。

弱みから見つかる強みを活かすことが大切

大切な考え

今回の記事は「口下手な人が営業に向いている」と言いたいわけではありません。残念ながら、口下手なまま何の対策もせずに成果を出せるほど、営業は甘くありません。
今回の記事で伝えたい大切なことは「自分は口下手だ」と自覚できている人は、その弱点をカバーするために努力を重ねたり、他の強みを磨こうとしたりするものです。そして、その磨き上げた強みが「相手のことをよく考えた営業スタイル」に繋がり、ひいては売れる営業マンになる鍵になるのです。

口下手な営業マンは、自分が話すことよりも、相手の話に集中する力を持っています。
その姿勢こそが、お客様にとっては「この人から買いたい」と思える理由になるのです。

口下手だからこそ見つかる、自分だけの強み。
口下手な営業マンだからこそできることを強みにしていきましょう。

まとめ:口下手を自覚することで営業に必要な力が備わる

営業は「お話上手」だけが活躍できる仕事ではありません。むしろ営業は「お話が苦手」でも活躍できる仕事だったりします。

・徹底した事前準備
・独りよがりにならない丁寧な傾聴
・文章を交えた的確なフォロー
これらの力を活かせば、きっと口下手なあなたでも売れる営業マンになれます。「口下手だけど、営業を続けていきたい」そんなあなたに今回の記事が届いていたら幸いです。

口下手な営業マンの強み

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